食虫植物

昨年から自宅で栽培中のハエトリグサの中心部から茎が伸び、その先端に蕾をつけたらしい。

わりと放置していて、腰水していたはずの水受け皿がすっかり空になっていたり、土が乾いていたりすることもあったけれど、何だかんだでここまで持っている。
ハエトリグサの栽培法について調べようといくつかのサイトを覗いてみると、中心部から延びた茎を花茎、先端にある蕾のような部分を花芽というそう。
食虫植物なのに、実は、虫媒花らしい……。何となく矛盾している気がする。
……いやまあ、我が家のハエトリグサは、食虫植物ではいるものの、コバエの一匹も捕獲しないけれど。
サイトに掲載されていた栽培法にならい、ごく微量の肉片を与えたこともあったけれど、栄養過多だったのか、消化不良を起こしたのか、まもなく、肉片を与えた捕虫葉は枯れてしまった。

以来、水と光合成だけで生きている。

さて、花を咲かせ、種を作らせるとなると、少なからず本体に負担がかかるので、特に小さい株では、開花させず、早期に花茎を切り取ってしまうようにと書かれているサイトが多いけれど、どうしようかな。
花を咲かせてみようか、やめておくか。
というか、本来なら、花茎が伸び始めるのは5月頃らしい。
まだ4月の頭だというのに……部屋の中が暖かすぎるのだろうか。
屋外に出したほうがいいのかな。
でも、そうなると、上階の幼児に触られそうだ。
疲れさせて、枯れてしまったら嫌だし……。
けれど、ある程度日光や風に当ててあげるべきなのよね。

Amazonで評価の高かった、食虫植物の本を図書館で借りてこよう。