不調

便の状態を見る限り、まだ具合が悪そう。
元気はあるし、食欲も特に落ちた様子はなく、むしろ旺盛過ぎるくらいだけれど、排便の回数といい、便の状態といい、持ち直すにはまだ時間がかかりそうだ。
どうしたらいいものか。考えすぎて、お腹が痛くなりそう。
私も飼い犬も、ストレスや不調の影響が消化器に及びやすいらしい。
飼い犬のほうは今でこそほとんど見なくなったけれど、いわゆるフードジプシーをしていた頃には、しばしばお腹を下していた。
特に、季節の変わり目には必ずと言っていいほどに。
私はというと、不安や心配の種があると、連動して腹痛や消化不良を起こす。
喉を締め付けられる、あるいは胸に重石をされるかのように、息苦しくなることもしばしば。
酸素が足りていないのか何なのか、もういっそのこと、喉を掻っ捌いて空気を取り込みたい、なんて妄想さえ浮かぶ。
息苦しさを感じたには、努めてゆっくり深呼吸をするように心がけているけれど、やはり、一時しのぎにしかならない。
もはや、考えることを放棄して、逃避するしか逃げ道はない。