映画
祝日のためお休みなので、今日は思いきり寝過ごし、飲食店のランチタイムが終わろうかという時刻に目覚めた。
スマホのアラームを繰り返し設定しているので、一応、指定の時間には、アラームが鳴ったのだと思う。
けれど、熟睡していたらしく、まるで気づかなかった。
さて、明日は通常通りだけれど、果たして起きられるだろうか。
……たぶん、無理だろうな。
数日前から途中まで見て、寝落ちして、また途中まで見てを繰り返していたドラえもんの映画を今日、ようやく見終えることができた。
今回の映画キャラクター、これは猿だろうか。
初め、ネズミだと思い、ドラえもんが無反応なことに驚いた。
よくよく見てみたら、耳が頭頂部ではなく、人間のように顔の横にあるのね。
オナガザルか何かを彷彿とする。
映画といえば、幼い頃、旧作の「のび太の恐竜」が大好きで、何度もレンタルビデオを借りては見ていた。
他の映画も一通り見たけれど、一番のお気に入りはやはり、「のび太の恐竜」だった。
見るたびにエンディングで涙したのを覚えている。
2006年のリメイクもそれほど出来が悪くはなかったけれど、個人的には、旧作に遠く及ばない。
思い入れが深いせいもあるのだろうとは思う。
あの映画を見たら、いまだに涕泣する自信がある。……いや、啼泣かも知れない。
エンディングの物悲しさといったらもう。
ピーすけと遊んだバレーボールをのび太が投げる。
ほんの少し前までは、ピーすけが打ち返してくれた。
でも、ピーすけはもういない。
ボールは返ってくることなく、机の下に転がったまま。
ボールで遊ぶピーすけの姿が浮かび、消える。
この一連のシーンで、どうにもこうにも涙を堪えきれなくなってしまう。
涙脆いほうであると自覚しているけれど、何度も何度も見て、話の流れをすっかり覚えてしまっているのに。
Wikipediaを流し読みしてみたら、「野生のエルザ」がモチーフになっているらしい。
一度は読んでみたいと思っていたし、この機会に、図書館で借りて読んでみよう。