大分落ち着いてきたかな。 でも、まだ悶々としている。 駄目だなあ、答えの出ないことばかり考えてしまう。 考えすぎるのはよくない。 ああ、また泣きそう。 気持ちを入れかえて、いい加減にしようのないことで悩むのはやめよう。 やめなきゃと思うのに、ま…

昨日から泣いてばかりだ。 何でもないのに泣いて、泣いて。 猫が死んだと聞いたときも、犬を看取ったときでさえも、涙の一粒さえ溢れなかったのに。 薄情な奴だ、と内心思った。 ときどき、自分に振りかかった不意の出来事を、俯瞰しているような、他人事の…

知らないものが怖かった。 理解できないものは嫌いだった。 知れば、恐れを克服できると信じていた。 知ることで新たな恐れが生まれることもあるのだと知った。 知らないことも、知ることも怖い。 本当は、何も知らないほうが幸せなのかもしれない。 知らな…

不毛だ。不毛です。不毛ですね。 しようもないことばかりつらつらと考えてしまうのです。 そんなことをしても虚しいだけなのに。 随分と落ち着いたつもりだけれど、まだ悶々としている。 仕方がないね。どうしようもないね。 いつまで鬱屈しているのだろう。…

言葉にしてしまうのは恐ろしい気がする。 言葉にして、理解してしまったら、認めてしまったら、気付かないふりはできないから。 でも、寂しい。助けてほしい。 求めるばかり。 手に入らないのに。 手に入らないとわかっているのに、求め続けてしまう。 求め…

夜中に小説を読んでいて、感傷的にでもなったのか、ベッドに横たわりながら涙を流していた。 声を上げないようにすると、徐々に呼吸が乱れて、過呼吸気味に。 頭の芯と手先がじんわり痺れ、額に手の甲を当てると、熱を持っていた。 無性に人恋しくて、飼い犬…