落穂拾い

夕方、散歩に行ったところ、刈り田に鴉の群が集まっていた。
ざっと30羽ほど。
落ち穂を啄んでいたのかな。
何となく、絵画「落穂拾い」を彷彿とさせられた。
そういえば昔、実家の応接間に「落穂拾い」の複製? レプリカ? が飾られていた。
あれ? よく考えてみたら、あれって誰の趣味だったのかしら。
モルフォ蝶の標本や何かと同じく、今は亡き大叔父からの貰い物だろうか。
大叔父といえば、ティラノサウルスプレシオサウルスのフィギュア? やら、カエルのソフビ人形やら、ゴム製のヘビのおもちゃやらもらったっけ。
いつだったか、お土産に持ってきてくれた羊の毛皮、大好きだった。
たぶん、客間用だったのだろうけど、一枚、自分のものにしちゃったのよね。
随分と可愛がってもらったけれど、もう、顔もろくに思い出せない。薄情かな。

明日も寒いのかなあ。
布団から出られなくなりそうだ。